保育園の面接の内容と、職歴のブランクについて面接官として思うことを
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先日保育園の面接が無事終了しました。
面接と言っても園の決まり事や復帰の予定について確認するやり取りのみでした。
ここで驚きだったのが保育時間です。
内定をいただいたのが公立のふるーい認可保育園で園が作成したホームページなどがなく、もらった資料の中にも「保育時間の延長は7:30~8:30・18:00~19:00」としか記載がなかったのですが…0歳児は延長保育が使えない!!
どこにも書いてないし聞いてないよそんなこと…!と面接会場で絶句でした。
0歳児は延長が使えないって常識なのか!?
ママ友がいない引きこもりの私が異常なのかΣ( ̄ロ ̄lll)!?
ならし保育が終わったらフルで戻れるー(゚ー゚)なんて思っていたので帰宅後あわてて就業時間と月給を計算…。
わかってはいましたが、やっぱり育休継続した方がお金もらえます(T_T)
子供との時間も失わずに済みますし。
保育料だって月6万弱かかるんです。
「保育料+育休手当」以上を稼がなければ復職する経済的メリットないですよね…。
これじゃ正社員でもキツイんじゃないか(-"-)
最初はイヤでも時短になるし、その上保育園からの頻繁な呼び出し・早退…。
1歳から預けるのは厳しいから0歳で入れたっていう方はなおさらですよね…延長使えないなんて。
肩身が狭い上に子供との時間は圧倒的に減少、働いたお金の大半は保育料に…。
なんのために働いているのやら。
それでも復帰するんですけどね…。
「職歴にブランクをつくらない」ということに価値を見出して。
というのも人事でかなりの方の面接をし、部署に配属するお手伝いをさせていただいてきた中で、<働き続けてきた方>と<そうでない方(ブランク3年以上)>の採用後のパフォーマンスに差があると私自身感じているからです…。
6年のブランクから復活され人事に配属された女性は自分自身のミスの多さについてこう言っておられました。
「家庭で使う脳みそと、仕事で使う脳みそは違う」と。
聞いたときは「そういうもんなの?」と思っていましたが、自分が今10か月の産休・育休から明ける立場に立った時やっぱりそんな気がしています。
業務の段取りや効率・PCスキルや言葉遣い…。
どれも当たり前に必要なことですが、ずっと家庭に浸っていた人にはなかなかのハードルなんじゃないかと。
PCなんてちょっと離れるだけで仕様が変わるし、私もクラウドが会社に導入されてグーグルドライブで文書のやりとりをするようになった際はアタフタでした。
在籍していたってコレなんですから、育休から明けたり長いブランクからの就職となると余計ですよね。
彼女の話しに戻りまして…とても肩身の狭い思いをしていたのだと思います。
努力しましたが、結局半年ほどでやめてしまいました。
履歴書にブランクがあるというだけで採用を見送る面接官はいないと思います。
だって人手がなくて募集してるワケですから。
なるべく採用したい。
しかし、ブランクに見合うだけの「何か」がないと当然ブランクのない業務経験の豊富な方を採用するわけです。
厳しいですが現実です。
役に立たない人間は採用しません。
もし人手不足が究極すぎて採用されても、上記の彼女のように自分のダメさが目につきすぎて続けられないかもしれません。
※神経が図太い人と誰にでもできる仕事に就いた場合はこの例外です。
もちろんブランクがあっても採用されてすぐからテキパキ周囲の期待に応えられる方もいるでしょう。
でも、そんな人はスーパーウーマンでほんの一握りです。
採用直後の肩身の狭さから脱落してしまう主婦の方は本当に多い。
ちなみに私はスーパーウーマンではないので復帰が憂鬱です。
部署の人みんな退職していなくなっちゃってますし。(過去記事:育児休業から復帰しようとしたら部署の人が全員退職していた件について - 働き方を改めたい主婦のブログ ~言いなりはイヤだ~)
子供ばかりどんどん成長してしまって、なんだか寂しいデス(  ̄_ ̄)
早く在宅メインの働き方に改めたい。
エラそうに書いてますが私もスキルがないんです。
(なので今必死にPCに向かい、机では司法書士の資格を取ろうとあがいています( ´△`)アァ-)